４月にフルモデルチェンジしたトヨタのパッソに試乗してきました。
パッソはＣＭでも気になっていたので、今回の試乗は楽しみにしていたんです。

マツコ・デラックスさんが出ているCMやポスターが展開されていてとても印象的ですよね。

そんなパッソに楽しく試乗してきたので、まずは走りや乗り心地についてをお伝えしたいと思います。

MODA（モーダ）は見た目が可愛い！

今回試乗した車は、パッソMODA（モーダ）でした。
グレードは一番上の「Ｇパッケージ」です。

正面顔が可愛いく、丸いヘッドライトが可愛さをさらに演出していますね。

今回お邪魔させてもらったトヨタカローラさんには、展示車にMODA（モーダ）ではなく、通常のノーマルなパッソ（X LパッケージS）も用意されていたので、両方の車を見比べることができました。

どちらにも良さがありそうだな、とも思いつつ、まずは試乗して走りと乗り心地を確かめることにしました。

もうプチトヨタじゃない！？

さて試乗車を目の前にしてみると、まずは車体が意外と大きく感じました。
もちろんコンパクトカーですから小さいのですが、しかし以前のパッソよりも大きくなったな、という感じ。

大きいと言ってもコンパクトカーなので、サイズ的には可愛らしいのですが、フルモデルチェンジ前の直近のパッソよりは、少し大きくなっているそうです。

試乗車はノーマルのパッソではなく、MODA（モーダ）の方で用意されていて、さらにオプションでボンネットに柄が入れられていたりして、ちょっとテンションが上がりました（笑）

シートの座り心地は少し柔らかめの設定

まずは運転席に座ってみると、ホールド感があってしっかりしていますが、クッションは柔らかい感じ。
座り心地の良さを優先しているように感じました。

助手席も後部座席もクッションは柔らかかったです。
ベンチシートになっているので、運転席から助手席に移動してみましたが、これもストレスなく動けます。

街中で狭いところに停めて、運転席から助手席、またはその逆の移動をしたい時にも楽だろうなと思いました。
女性がスカートはいていても大丈夫ですね。

新型では運転しやすい高さに変更

そして運転席からの視界も良好でした。
シートの高さを変えられるので、比較的調整がしやすかったです。

今回のフルモデルチェンジで、運転席自体の高さの調整変更をしたそうで、旧モデルでは運転席から車体の鼻先までの長さが分かりにくく、運転しづらいというユーザーの声があったんだそうです。

新型パッソでは、運転席からボディ先端までの距離がわかりやすくなっている、とのこと。
確かに、目線が少し高いので、運転していてフロント側が見えにくいなどのストレスは感じませんでした。

軽自動車並みの小回りで運転ラクラク

小回りが利くことを売りにしているというパッソでしたが、確かに！
急カーブも曲がりやすく、小回りがきくことを実感しました。

アクセルやブレーキも問題なく、やはり走りやすい。
走りに関しては普通の1,000ccというリッターカーらしく、坂でアクセルを踏んでも、もちろんエンジン音は大きくはなりましたが、すごく唸るような音でもなく、まあこんなもんかな、という感じ。

サイズ的には軽自動車のように小回りは利くのに、やはり軽自動車と比べると車内は静かですね。
エコ運転もできるようになっているので、もちろんアイドリングストップしてくれます。

ブレーキを離すと再度エンジンがかかりますが、エンジンが再始動するまでの時間も短かく、ストレスになることもありませんでした。

シンプルなメーター

試乗車のパッソMODA（モーダ）のメーターは、コンパクトカーらしいデザインでした。

最近の車では、ハイブリッド車だったりすると、液晶やカラフルなメーターになることを考えると、細かい表示もなく、今までのガソリン車と特に大きく変わらないメーターのデザイン。

新型の割に少し古いかな、とも思いましたが、これで問題なく走れますから、特に不自由ということではないです。
ちなみに、試乗したMODA（モーダ）はタコメーターが標準装備でしたが、ノーマルのパッソのメーターは単眼のアナログメーターになるので、もっと古く感じるかもしれません。

試乗してみて感じたのは、新型パッソはコンパクトカーらしいコンパクトカーだということでした。
カワイイ、コンパクト、小回りが利く、という点を前面に出しているんだな、と思いました。

もちろん、軽自動車よりも大きく、ボディのつくりもしっかりしているし、車内も広さも感じることができたので、軽自動車では小さいけど、大きな車も必要ないというユーザーには最適ですね。

特に女性の場合、パッソなら街乗りで乗るには十分！そして可愛い！と満足度の高い一台だと思います。

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