Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/ffactory3/car-review.net/public_html/wp-includes/post-template.php on line 284

ジープ・新型ラングラー試乗レビュー 内装インプレッション SUVとしての究極の潔さ(2/6)

さて、ジープラングラーの内装は冒頭からこんな事を言うのもどうかとは思いますが、もしジープの購入を検討するのであれば質感とかデザインに商品性を期待する物ではないという事が前提でしょう。
元々が軍用車のため、極端な話ごく初期のモデルはプレス鋼板の計器パネルにメーター類やスイッチ類が埋め込まれていただけでした。
とはいえ民生モデルが発売されて60年以上、ジープと言えども最低限の快適性と対候性を供えた物となっています。
それでは内装を見ていきましょう。

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 運転席ドア

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 運転席ドア

かつてはフルオープンが当たり前だったジープも今やがっしりとしたスチール製ドアが付いています。
ドアトリムは黒一色の無機質な物ですが、用途を考えれば汚れたら水でジャブジャブ洗えるという点でこれが正解だと思います。
ちなみにスカッフプレートはディーラーオプションで選択可能です。

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 運転席からの視界

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 運転席からの視界

ただし、ルーフはデタッチャブル式という形で取り外し可能、ジープといえばオープンエアという伝統は今も健在です。
トリムの形状が大雑把で、一部鉄板むき出しの部分があるのがある意味、アメリカン(?)な感じもしますが、そもそもこのクルマはそこにプレミアを見出すクルマではないので、ジープとしては合理的な割り切り方という点で正解なのかもしれません。

スポンサーリンク

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 内装

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 内装

インパネ周りは意外や(?)筆者好みのT型スポークに丸型の独立メーターというまるでスポーツカーのようなレイアウトとデザイン。
確かにジープもスポーツカーも走るフィールドこそ違えど、走行性能が全てのクルマなのである意味必然なのかもしれません。
勿論スポーツカー同様視認性に優れ、スイッチ・レバー類はすぐ手に届くところにあります。

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 後席

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 後席

Cピラーのアシストグリップを握りシートに乗りこめば、これから冒険に旅立つような気分にでもなりそうです。
リアドアは開口部こそ小さいですが、リアシートの広さは他のSUVの追従を許さない部分があります。
外見こそ無骨で無機質ですがその分ルーフも高く窓ガラスもまっすぐ立っているのでヘッドスペースは十分です。

むしろ、体格の大きなアメリカ人基準なので日本人には十分すぎるくらいかもしれません。
まるでロングホールベースセダンのように足を延ばすこともできます。

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 後席 ロールケージ

新型ジープ・ラングラー アンリミテッドSport 後席 ロールケージ

SUVといえどもドアのキャッチが車内から見えるというのもあり得ない話ですが、これがユーザーに受け入れられるクルマというのは世界広しと言えどもジープだけでしょう。余談ですがまるで自動車というより遊園地のライドに乗っているような気分になりました。
頭上を這っている黒い支柱のようなものはロールケージ、やはりジープはオープンボディで走る事が前提であることを意識させます。ちなみに公道では不可ですが、クローズドのフィールドではドアを外して完全なフルオープンでクロスカントリーやクローリングにアタックできるそうです。

ある意味、特筆すべきはWエアコンも搭載されていた事でしょうか。
ジープはただ質実剛健なSUVというだけではありません。そもそも、アメリカ自体がアリゾナの灼熱の砂漠もあればアラスカのような酷寒の地もあり、南米には熱帯雨林もあるため、当然そういったあらゆる条件下で快適に乗れるクルマでなければならないということでもあるのでしょう。

最近では、高級車メーカーやスーパーカーメーカーまでSUV市場に参入、SUV車にもラグジュアリーなデザインや内装でプレミアムが求められる中ここまで割り切ったデザインと内装でいる事が正義でいられるのはもはやジープだけでしょう。

むしろ必要な物は何もない事がジープのプレミアムでさえあるように思えます。
改めてジープを見ていると最近のとりあえずSUVというマーケティングと、畑違いのブランドがSUVに手を出してなんでも詰め込んで、本来のオフローダーからかけ離れた物になっていくのも随分考え物だなと思わされます。
そういう意味でもジープというブランドは稀有な存在のブランドかもしれません。

それでは次はお楽しみの走行インプレッションにいってみましょう。

次の記事

Facebook コメント
あなたの愛車にとんでもない価値があるかも!

古い年式でも、走行距離が10万キロ以上のクルマであっても意外な値段で売れることがよくあります。今乗っているクルマにこの値段が付くのであれば、新型に乗り換えたいな…ってなるかもしれません。

是非一度、ネットで無料一括査定をしてみることをおすすめします。

大手を含む100社以上の車買取業者から、最大10社に無料一括査定依頼

あなたのラングラーを1万円でも高く売りたい方へ

ディーラーに下取りを出すと損します。あなたが今お乗りのラングラーを少しでも高く売るには、中古車一括査定サイトを利用するのがベスト。車両にもよりますが、平均するとディーラーの下取り額よりも数十万円高く売却することが可能です。

ディーラーよりもかなり高く売れる理由はカンタン。複数の中古車買取専門業者が競争するからです。こういった業者は10年以上乗った車でもバラしてパーツにして輸出したりして売るので、かなり古い車でも買取してもらえます。ディーラーだと逆に廃車費用を取られてしまいますが・・・。

新車の試乗や商談に行く前にまずは今乗っているお車の価値を把握しておくのも大切です。相場がわからないと相手(ディーラーの営業マン)のペースで商談が進んでしまいます。

そういった意味でも、次のお車を検討している方は、まず、今乗っている車を査定してもらいましょう。もちろん、以下に記した中古車一括査定サイトから申し込めば、査定は無料です。

査定の申込みは数分で完了します。今すぐお試しください。以下がおすすめの中古車一括査定サイトです。

ここでは6つ紹介しましたが、それぞれの一括査定サイトに参加している買取専門業者は異なるので、出来るだけ複数のサイトで査定申込みをしてみましょう。

状態の良い中古車をお探しの方へ

ネットで簡単に探せますよ。以下からどうぞ。

ラングラーの自動車保険を見直し検討している方へ

以下の一括見積サイトがおすすめです。比較検討して一番安く条件の良い自動車保険を探しましょう!

事故車を売却するなら・・・
廃車を売却するなら・・・
ドライバー必携のクレジットカード・ETCカード
  • イオンカード(WAON一体型) がおススメです。入会金・年会費無料!ETCカードも発行・年会費無料、クレジットカードと同時に申し込めます。
  • ENEOSカード はドライバーズNo.1カードです。ガソリン1リットルあたり最大7円引き。最大3%還元。年1回の利用で年会費無料。初年度年会費は無料。24時間365日全国ロードサービス!
新車を購入検討している方へ

オートックワンの新車見積もりサイトは、希望しない訪問は一切ないので安心して利用できます。手続きは1分で完了、複数の車種の見積り依頼で徹底的に比較できます。

ラングラーを自分でガラスコーティングしたい方へ

ピカピカレイン プレミアム という滑水性のガラスコーティング剤がおススメです。女性の方でも簡単に施工できますよ。

ネットでラングラーの車検予約したい方へ

車検一括見積がおすすめです。一番安く済む車検店舗を探しましょう!

スポンサーリンク

天上院 聖璃華認定ライター

投稿者プロフィール

40代 男性

愛車は1973年型トヨタセリカLB2000GTと1969年型スバル360スーパーDXを所有する無類の旧車マニア。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

在宅ライター募集中!

クルマ好きの方からのご応募をお待ちしております。 詳細はこちらをどうぞ。

新しいレビュー記事

  1. ジープ・ラングラー
    ジープは厳密にはSUV(スポーツ多目的車)というより、CCV(クロスカントリー車)という方が相応しい…
  2. ジープ・ラングラー
    おそらくクルマに興味のない人にでも車名と外観が一致する数少ない一台ではないでしょうか。 ある一定の…
  3. ジープ・ラングラー
    前述の通り、ジープ・新型ラングラーアンリミテッドSportのエンジンはV型4気筒DOHCエコターボ1…
  4. ジープ・ラングラー
    さて、お楽しみの試乗ですが、ある意味このクルマもスポーツカーと同様、「極限の状況下で使われることが前…
  5. ジープ・ラングラー
    さて、ジープラングラーの内装は冒頭からこんな事を言うのもどうかとは思いますが、もしジープの購入を検討…
  6. ジープ・ラングラー
    今回、ご紹介するクルマは去る2018年11月にフルモデルチェンジしたクライスラーのSUVジープラング…
  7. トヨタ・新型カローラスポーツ
    おそらく、クラウンと並んでカローラもまた、トヨタ車の中で最も開発者が頭を悩ませる商品なのかもしれませ…
  8. トヨタ・新型カローラスポーツ
    クラウンの試乗レビューでも触れましたが、トヨタの有名なスローガン「80点+α主義」を最初に掲げたクル…
  9. トヨタ・新型カローラスポーツ
    トヨタがハイブリッド車プリウスを発売して早21年、当時は街中をプリウスで走ってるとまるでスーパーカー…
  10. トヨタ・新型カローラスポーツ
    さてお楽しみの試乗インプレッションですが、まずはEVモードを試してみようと思ったもののハイブリッド用…
ページ上部へ戻る