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スバル・レヴォーグSTI Sport試乗 ダウンサイジングターボと燃費について(8/11)

レヴォーグはダウンサイジングターボエンジンを採用していて、走りの良さには定評があります。
しかし逆に言えば、その分燃費はどうしても悪くなってしまいます。
仕方がないことだとは思いますが、それでは実際にどれくらいになるのか、その辺りを詳しく聞いてみました。

スバル・レヴォーグ  2.0STI Sport EyeSight

スバル・レヴォーグ  2.0STI Sport EyeSight

1.6エコターボと2.0スポーツターボについて

今回レヴォーグの試乗をして、ダウンサイジングターボエンジンについての詳しい説明してもらったのですが、まず1.6リッターエンジンと2.0リッターエンジンでターボ自体の種類は違うものであると教えて頂きました。

そもそもターボエンジンとは、エンジンから排ガスを出すところにタービン(羽)があって、それが回ってエンジンにさらに空気を無理矢理入れて、強制的に爆発力を強めてエンジンの力を強くしているエンジンになります。
通常のエンジンよりも、ターボエンジンは中のピストンが沢山動くことになるわけで、つまり沢山ガソリンを使うことになるので、ターボエンジンは通常のエンジンよりも燃費が悪くなってしまうそうです。
その上、ターボエンジンは通常のエンジンよりもパーツが増えてしまうので、その分車体価格も上がることになるのです。
つまり、ターボエンジンだということは、通常のエンジンよりも燃費も悪いし価格も高くなってしまう、ということになります。

しかし、これでもレヴォーグは1.6リッターエンジンであれば、エコカー減税の対象にはなっています。
環境対応車のマークがついているので、気が付いて聞いてみたところ、もちろんハイブリッド車のような減税はありませんが、他のメーカーの同等レベルの車と同じくらいの減税にはなっているんだそうです。

スバル・レヴォーグ 1.6GT-S EyeSight メーター

スバル・レヴォーグ 1.6GT-S EyeSight メーター

このエコカー減税については、2.0リッターエンジンだとその対象にはなりません。
2.0リッターエンジンの方はスポーツターボ、1.6リッターエンジンはエコターボという、同じターボエンジンでも種類が違うんだそうで、エコターボの1.6リッターエンジンではエコカー減税の対象になるんですね。

2.0リッターのスポーツターボは馬力やトルクの力を強くして、純粋に走りにパワーをプラスしてくれるので、本当に質の良い走りをしてくれますが、スポーツターボだと上述のエコカー減税の対象からは外れますし、またエンジンの負担を減らすために質の良いガソリンが必要になります。プレミアムガソリン、つまりハイオクを必ず入れるようにしなければなりません。さらに車にお金がかかってしまいますね。

一方、エコターボは燃費を良くするためのターボともいえるんだそうで、力があるのに燃費も悪くない、というまさにエコターボエンジンになるんだそうです。
1.6リッターの方はエコカー減税の対象にもなりますし、こちらは普通のレギュラーガソリンで大丈夫です。

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実際の燃費はどれくらい?

営業さんにレヴォーグの実際の燃費はどれくらいか聞いてみたところ、1.6リッターの方で実燃費は10km/L前後、高速道路では14~15km/Lくらいになるそうです。
パンフレット上のカタログ数値はグレードにより異なりますが16~17.6km/Lとなっています。

一方2.0リッターでは、高速道路で10km/Lくらいで、街乗りでは10km/Lに届かないくらいだそうです。
カタログ数値では13.2km/Lとなっています。

スバル・レヴォーグ  2.0STI Sport EyeSight メーター

スバル・レヴォーグ  2.0STI Sport EyeSight メーター

燃費よりも走りにこだわりのある人にはぜひレヴォーグを

今回の試乗で、レヴォーグがターボエンジンの走りが好きなユーザー向けに作られた車であると、営業さんのお話を聞いて実感しました。
サイズはコンパクト車よりも大きく、どちらかというとファミリーサイズとも言えますが、他メーカーの同サイズの車は、燃費などを気にして、走りに力を入れている車は国産ではほとんどないと思います。
しかしそれは当然で、このサイズのワゴンタイプなら、日々の運転でかかってくる費用も抑えたいと多くの人は考えるでしょうし、だからこそ他のメーカーはハイブリッド車であったり価格帯の安い車を主に出しているんだと思います。

そんな中で、レヴォーグは他のメーカーにはない、走りの良さを追求したダウンサイジングターボエンジンを採用し、結果的には燃費はあまりよくない車にはなっています。
しかし、このサイズでこの走りが良い!と感じてくれるニッチなユーザーたちをターゲットにしているので、これだけ人気があるんですね。

試乗をして高速道路などの走りが快適で楽しいだろうと思いましたし、AWDの安定感もしっかりしていました。また、燃費をよくするための部品の軽量化や内装の材質のレベルを落とすというようなことを無理に進めていないので、内装の質感もかなり高く保たれています。
ぜひ一度レヴォーグの走りと質感を体感して頂きたいなと思いました。

スバル・レヴォーグ  2.0STI Sport EyeSight

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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