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スズキ・新型スイフト ハイブリッドRS試乗 ガソリン車との違いについて(4/5)

新型スイフトのハイブリッド仕様とガソリン車とでは、走りや燃費等に大きな違いが出ます。
当然ながら車に対して何を求めているのかは人それぞれですから、求めている事によって同車種でも評価が全く異なるものになります。
そこでここでは、ハイブリッド仕様とガソリン仕様でどのような違いがあるのかをお伝えします。

走り面での違い

今回私が試乗したのは、ハイブリッド仕様だけですが、応対してくれた営業マンは1ヶ月に一度程度系列店と入れ替えているので、RStにも乗った事があるとのことでしたので、この営業マンに聞いたところをお伝えする事になりますが、ハイブリッド仕様の場合は、車の機構上どうしても加速には弱いということでした。

スズキ・スイフト ハイブリッドRS 右サイド

スズキ・スイフト ハイブリッドRS 右サイド

加速が(あくまでも比較した場合)弱い代わりに税金の優遇を受けたり、燃費の良い仕様を選ぶのか、比べれば税金の優遇が悪い又は無いのと燃費が落ちる代わりに、加速が良い仕様を選ぶのかという問題に終始するようです。

ちなみにですが、私は加速特に走り出しの感じに少しストレスを感じました。
軽四のつもりで乗っていればストレスには感じなかっただろうと思いますが、普通車は軽四よりも走るというイメージがあるので少しガッカリだったというのが正直な感想です。

どれくらい初速が悪かったのか?ですが、私が普段載っているタントカスタム(ターボ仕様)と加速感はそう変わりありませんでした、というのが本音です。
まあ私のタントカスタムターボとスイフトハイブリッドと比べるのは、普通車とはいえコンパクトカーですから少し酷な話かもしれませんね。

なので走りで言えば、ハイブリッドとガソリンの違いは、加速が良いか・そうで無いかという点になります。
これはあくまでも私個人の一意見ですが、加速が良いという普通車のメリットに水を差すのであれば、わざわざ普通車で無くても初年度の税金優遇後に支払う毎年の税金は約三分の一で済む上に、燃費も悪く無い軽四で良いのでは無いかと思います。
ハイブリッド仕様車に試乗して受けた印象と、RStに乗った事がある営業マンに聞いた話を総合的に勘案すると、私個人の場合は新型スイフトに関してはガソリン車の方が合いそうです。

スズキ・スイフト ハイブリッドRS 右斜め後ろから

スズキ・スイフト ハイブリッドRS 右斜め後ろから

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税金や燃費など取得・維持に掛かるコストの違い

ハイブリッド仕様車の場合は、取得税と初年度の重量税が高いパーセンテージで減税になります。
対してガソリン仕様の場合は、減税率が低い又はRStなどに至っては減税がありません。

燃費にしても、ハイブリッド仕様エンジン1200ccはカタログ値27,4KM/Lに対して、ガソリンターボ車であるRSTエンジン1000ccはカタログ値20KM/Lとなっています。
両方共75%くらいと仮定すると、其々20,6KM/L(小数点以下第2位を四捨五入)と15KM/Lとなります。

なので、どうしてもコスト面だけに限って言えば、ハイブリッド仕様の方が良いという見方以外にはなり得ないのではないでしょうか。
常に高速道を走っている、又は信号が点滅や渋滞が無い夜間のみ車に乗り高速走行する等特殊なケース以外の話ですが。

スズキ・スイフト ハイブリッドRS メーター

スズキ・スイフト ハイブリッドRS メーター

ちなみにこの約5.5KM/Lの差は大きいです。
私の場合は年間にしてみると、この差が生むガソリンの年間消費量の差は約325Lにもなり、私の住む地域の今のレートで年間通して常に同じレートと仮定した場合4万円近い差額が発生します。
たった4万円と思われたかもしれませんね。私が試乗したハイブリッドRSは1200ccですから2年目以降の税金は34500円です。毎年の税金をこの差額から払ってもお釣りが来ますね。

ハイブリッドとガソリンそれぞれのメリットデメリットを考慮して、ご自身に合うのはどちらなのか慎重に検討して下さいね。

スズキ・スイフト ハイブリッドRS 左斜め前から

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ぽこまる

ぽこまる認定ライター

投稿者プロフィール

30代 男性 和歌山県在住

趣味はドライブです。フィアットのエンジン音が一番のお気に入り。

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