トヨタ・オーリス試乗 グレード選択する基準、エンジン・燃費性能について(5/8)

オーリスのパワートレーンですが、ガソリンモデルは排気量が「1.5L」「1.8L」「1.2Lターボ」の3タイプ、そこにハイブリッド車が追加になり、合計4タイプに分かれています。

これだけグレード展開が多いとどういう基準で選べばいいのか、ちょっと悩んでしまうので、グレードを選ぶ基準として、エンジンや燃費性能について詳しく聞いてみました。

ヨーロッパで主流のダウンサイジングターボエンジン

ダウンサイジングターボ車というのは、日本ではまだ珍しいですが、ヨーロッパでは今の主流のエンジンなんだそうです。
これだけエコが叫ばれている時代というのは世界共通なのに、日本ではハイブリッドが主流で、欧米ではハイブリッドがあまり選ばれていないという話は、ちょっと不思議な感じです。

トヨタはハイブリッド車の先駆け的な存在ですが、ヨーロッパで売れているトヨタ車は排気量を落としてパワーを追加させた「1.2Lターボ」エンジンなんだそうです。

トヨタ・オーリス 120T

トヨタ・オーリス 120T

ヨーロッパでフォルクスワーゲンやベンツ、BMWをライバルとして考える場合には、やはり排気量を落とし、しかし馬力が必要なところに対応できるようにターボをつけたエンジンが必要、という競合車と足並みを揃えた車として、トヨタもオーリス「120T」のような車を作っているということになるんですね。

オーリス120Tを試乗して感じたのは、高速である程度スピードを出して走ることができる道路では走っていてとても面白いという事、そしてそういう道路がきっとヨーロッパには多いんだろうな、ということでした。
ただし、日本ではヨーロッパのような道路環境かと言えば、そうではないですね。

日本で走るとなると、高速道路に乗るまでの街乗りがありますし、普段使いをするなら、信号も細い道も曲がり角も多い日本の道で走ることになります。
通勤で車を使わない生活ならば、休日以外は高速道路を使わないかもしれません、そして高速道路等を走る機会が少ないのならば、ターボの面白さはあまり味わう機会がないかもしれません。
街乗りメイン使いとなると、1.2Lターボエンジンのおもしろさがわかりにくいかなと思います。

また、ターボをよく使うような走りをするとなると、それはそれで燃費に影響してしまう、ということにもつながります。
実際、ダウンサイジングの1.2Lターボエンジンで、ターボの力を使って走り続けると、ターボではない通常の1.2Lエンジンの1.8倍ほど排気量がかかってしまうんだそうです。

もちろん、元々が1.2Lで、元々の排気量は1.8Lよりは小さいわけですから、ターボの力を使うような走りを通常でしないのであれば、排気量は少なく済むかもしれません。
自分が日常でどのような乗り方をするかによって、120Tの燃費の状況はかなり変わると思います。

「120T」のカタログ燃費は19.4 km/Lと、かなり良い数字となっていますが、ガソリンはレギュラーではなくハイオクになるという点もポイントですね。

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オーリス「ハイブリッド」は旧プリウスのハイブリッドシステムを使用

それではオーリスのハイブリッド車はどうでしょうか?

トヨタ・オーリス ハイブリッド

トヨタ・オーリス ハイブリッド

ハイブリッド車は、ヨーロッパで先に販売されていて、その後、2016年5月から日本で販売されることになりました。
確かにハイブリッド車は燃費がよく、試乗では普通に回生ブレーキでちゃんと充電されて、あまりエンジンの力を使用しないで済みそうです。

ただ、同じトヨタ車となると、新型プリウスと比べてしまいます。
新型プリウスも同じ1.8リッターのエンジンを使い、その上でモーターを積んでいます。
しかし、乗り比べてみると、新型プリウスとかなり違う、という印象でした。

プリウスとの違いを営業さんに聞いてみたところ、オーリスで使っているシステムは、新型プリウスの旧型3代目と同じハイブリッドシステムになるんだそうです。
日本では2015年に新型プリウスの方がオーリスハイブリッドよりも先に発売されていますが、ヨーロッパではオーリスハイブリッドは2012年に発売されています。
そのヨーロッパで先に発売されていたオーリスハイブリッドが、そのまま日本で発売されることになったので、時期から考えても当然ですが、ハイブリッドシステムは旧プリウスと同じものを使っているということになります。
そこにオーリスのエンジンで力強さをプラスしたものになるんだそうです。

トヨタ・オーリス ハイブリッド エンジンルーム

トヨタ・オーリス ハイブリッド エンジンルーム

決して悪いシステムではありませんが、日本では先に発売された新型プリウスのハイブリッドシステムは違い、古いシステムとなるというこを知ると、その差を感じますし、実際に両方を乗って比べても、やはり違いを感じます。

新型のプリウスの方は、ドライブモードが3種類あって、パワーモードだとかなり走り出しもパワーがあるので、それと比べるとオーリスのモーター力だけの時には、走り出しに力がないように感じてしまいます。

また、電池もプリウスは新しくなっているので、その点でも違いがあると感じてしまいました。
ハイブリッドシステムそのものを比べてしまうと、やはり新しいシステムの方が優れている、と思ってしまいますが、同じオーリスの中で比べてみると、ガソリンエンジンよりもハイブリッドの方が燃費がいい事は間違いありません。
オーリスハイブリッドのカタログ数値は30.4km/Lと、ダントツに燃費が良いです。

オーリスを試乗した時の走りの印象で比べると、中間グレードの「150X」の走りを基準とするなら、「ハイブリッド」と「120T」は「150X」に走り出しは少し劣るかな、と感じました。

ちなみに、ガソリンモデルには1.8Lエンジンも用意があり、今回試乗はできませんでしたが、営業さんのお話ではハイブリッド車とガソリン車を比べると、同じ1.8Lのエンジンを使っていても、システムが違うので、ハイブリッドの方が走り出しは力があるように感じるとのことでした。

各グレードの燃費について

さて、オーリスの各グレードの燃費ですが、カタログ数値では

  • ハイブリッド:30.4km/L
  • 120T:19.4km/L
  • 150X:18.2km/L
  • 180S:16.2km/L

となっています。

実燃費に関しては、だいたいカタログ数値の0.7掛けくらいだそうで、

  • ハイブリッド:20~21km/L
  • 120T:12~14km/L
  • 150X:10~12km/L
  • 180S:9~11km/L

といったところになってきそうです。
ただ、「120T」に関しては、ターボをどれくらい使うかで燃費がかなり変わるだろうということでした。

オーリスのウリは燃費では決してないと思うのですが、やはり燃費の良さは気になってしまうと思います。
営業さんから燃費の説明を聞くと、やはり走りの面白さと燃費は反比例するものだと改めて感じたので、オーリスのどのグレードを選ぶかは、自分の走り方のこだわりがどこにあるのかということが一番のポイントになってきます。
これはオーリスに限らず、どの車についても同じことですが、特にオーリスはパワートレーンが多く、デザインは気に入ったけど、実際にどのグレードを選ぶのかというのが、とても悩ましい車だと思いました。
それぞれ特徴があるので、単純に燃費だけでは選ぶのではなく、街乗りメインなのか、高速をよく使うのか、走りにこだわりたいのか・・・
など、オーリスは選ぶ楽しさのある車とも言えるかと思います。

トヨタ・オーリス ハイブリッド

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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