オーリスの試乗は3つの異なるグレードを試乗させてもらったので、それぞれの見積りをとってみました。
グレードによって金額がかなり違うので、そのあたりもしっかりチェックしてみたいと思います。

今回試乗したオーリスのグレードは
ガソリン車で1.5Lの「150X」、1.2Lターボエンジンの「120T」
ハイブリッド車の「ハイブリッドGパッケージ」
の3タイプでした。

「150X」の見積もり

まずはオーリスの中でも一番売れ筋グレードとなる「150Ｘ」の見積もりです。

車両本体価格が189万円
オプションが28万円
値引きが5万円で、総支払額は約251万円となりました。

メーカーオプションで付けたのは、ボディカラーで「ホワイトパールクリスタルシャイン」を選んでいるので32400円の追加、「150X」には安全装備のトヨタセーフティーセンスが標準装備ではないので、62640円追加で装備しました。
そして、ヘッドランプがハロゲンなので、メーカーオプションでLEDに変更したので81000円の追加です。

どのグレードの見積もりにも、バックモニターとＥＴＣをオプションでつけてもらいましたが、それ以外は営業さんが最低限付けた方が良いというものを付けてもらいました。

「ハイブリッドGパッケージ」の見積もり

そしてハイブリッド車の「Gパッケージ」の見積もりです。
「Gパッケージ」はハイブリッドモデルの最上級グレードになります。

車両本体価格が283万円
オプションが23万円
総支払額は約328万円となりました。

ボディカラーは「150Ｘ」と同じく、オプション料金がかかるホワイトパールクリスタルシャインを選んでいます。
ハイブリッド車の場合は、自動車所得税と重量税が免除になって０円になります。

「120T」の見積もり

ガソリン車では上位グレードとなるターボエンジンの「120Ｔ」の見積もりです。

車両本体価格が259万円
オプションが17万円
総支払額は約300万円となりました。

「120T」はトヨタセーフティーセンスが標準装備になっているので、メーカーオプションには入っていません。
また、「120T」の見積もり時にボディカラーを指定するのを忘れてしまったので、オプション料金は特に入っていません。

そして、試乗はしていないですが、「120Ｔ」の「RSパッケージ」の見積もりももらってみました。

総支払額は約307万円となりました。

金額的に安くなるのはやはり「150Ｘ」になり、一番高くなる「ハイブリッドＧパッケージ」との差は約は約70万円となってしまいます。

金額面だけで考えると、この差は大きいと思いますが、オーリスはどのグレード・パッケージを選ぶかで大きく仕様が変わるので、自分の好みのグレードと金額の折り合いをうまく付ける必要がありそうですね。

残価設定型クレジットを選ぶ時の注意

オーリスはトヨタの車の中でも独自の路線である上に、トヨタのお店もネッツとトヨペットだけなので、流通している数が少ない、という特徴があります。

これは、他の人と被ることが少なくて所有する満足度が高く嬉しい、ということもあるかと思いますが、残価クレジットでローンを組む場合に、３年後、または５年後に残る残価の設定がオーリスの場合少し低くなるそうです。

例えばプリウスだと人気がある車で流通している数も多いので、中古車としての販売額も高いことが期待できるので、残価、つまり最終回の支払いが１００万円くらいで設定できますが、オーリスの場合には７０万円くらいになってしまうのです。

これはしょうがない事なんだとは思うんですが、残価クレジットを考える時には頭の片隅に置いておいてもいいかもしれませんね。

オーリスの値引き、納期について

営業の販売店によるそうですが、割引ができるところではお見積もりの時点で割り引いてくれることを明記してくれます。
オーリスはこれまでネッツトヨタだけの取り扱いでしたが、今回、ハイブリッド車が追加発売になったことでトヨペットでもオーリスを扱うようになり販売チャンネルが増えました。

オーリスはプリウスなどのように大きなキャンペーンが組まれることはあまりないだろうとのことで、その場合には担当の営業さんがどれくらい割り引いてくれるかに期待するしかないようです。

またオーリスの納車期間については、目安ですが「150X」は約１ヶ月、そして「120Ｔ」「ハイブリッド」は１ヶ月半から２か月ほどかかるそうです。

オーリスは欧州仕様のコンパクトカーということで、同じトヨタ車でも他の車とは少し違ったコンセプトの元に開発されていて、流通も少ないことがユーザーにとっては良い点とだと思ったのですが、その分、残価の設定額が低くなるとは思いませんでした。

また、あまりキャンペーンなども組まれなさそうなお話だったので、割引はあまり期待できないかもしれないですね。

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