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スズキ新型アルト試乗 燃費、安全性能など総評

2014年12月にフルモデルチェンジした新型アルトの燃費ですが、カタログ値は37.0km/lになります。
アイドリングストップシステムがついていないグレードでも27.0km/lになるそうです。
試乗での燃費ですが、17.7km/l程度でした。
スズキ新型アルト 燃費

試乗では特別エコを意識するわけではなく、自分の好きにアクセルを踏んでしまいます。
その点を考えたら、試乗車でこれだけ走れば十分ではないかと思います。
ユーザーによる燃費情報ですが、基本街乗りが多いとあまり伸びないようです。
でも流れの良い一般道などではカタログ値まではいかないにしても、そこそこ良い数字は出るのではないでしょうか?

まず、アルトが低燃費を実現するために取り入れてることについても書いてみましょう。

新しくなったアイドリングストップシステムが凄い

X、S、Lグレードにはエネチャージと新アイドリングストップシステムが付いています。
実際に信号待ちで停まろうとすると、結構前からエンジンがストップしてるのが分かります。

まず、停車する前の減速時にアクセルを離すことでガソリンの供給がストップ!
さらにブレーキを踏むことによって、13km/h以下になると自動でエンジンが停止します。
こうして効率良くエンジンを停止させ、無駄なガソリン消費を抑えることで低燃費に貢献しているのですね。
アイドリングストップシステムの凄さを改めて感じるばかりです。
ただし、渋滞や車庫入れななどの5km/h未満の場面ではアイドリングストップシステムは効かないようになってるそうです。

信号待ちでも心地良さは続く

アイドリングストップ中ですが、エアコンがきかなくなってしまって室内が暑いなんてことはありませんか?
真夏はどうしてもキツイことから、アイドリングストップそのものをオフ・・・なんてこともあるでしょう。

でもアルトはその心配も必要ありません。
アイドリングストップ中にエアコンが送風に変わっても、冷たい風はそのままキープされているのです。
暑い日も快適な室内空間を保つのはもちろん、室温上昇によるエンジンの再始動の回避が可能!
「エコクール」というシステムですが、こちらも低燃費に貢献している機能になります。

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新型アルトの安全装備はかなりの優れもの

予防安全性能アセスメントにおいて、先進安全車「ASV」を獲得済の新型アルト。
まさかの一瞬に備える先進の安全技術に関しても、とても軽自動車とは思えないような内容です。

まず、レーダーブレーキサポート装着車による衝突被害軽減ブレーキです。
レーダーが前方の状況を察知して、追突や衝突の危険が出た場合に回避や軽減へと繋げるのです。
レーダーですが、ちょうどルームミラーの裏あたりに設置されています。
スズキ新型アルト レーダー

他にも安全装備の機能は幾つかあります。

  • 誤発進抑制機能
    レーザーレーダーが障害物を察知し、ペダルやシフトの操作ミスによる衝突回避に貢献します。
  • エマージェンシーストップシグナル
    走行中にブレーキをかけることでハザードランプが自動で高速点滅します。
    後続車への急ブレーキを知らせることが可能となります。
  • ESP(車両走行安定補助システム)
    車両の安定走行に貢献します。
    様々なセンサーによって走りの全てを監視し、必要に応じてコンピューターがエンジンとブレーキを制御します。

新型アルト試乗レポート 総評

スズキ新型アルト

エクステリアやインテリアは好き嫌いが二分するとして、燃費や何かあった時の安全性は抜群の新型アルトです。
安全装備に関しては高級車にも普通に装備されているような内容ですよね。

今回の試乗を通してアルトは驚かされることや発見が多い車であることが分かりました。
納期も2週間程度で可能とのことなので、早く欲しい!なんて方にもお勧めです。
軽自動車の購入を検討されている方がいたら、是非アルトも候補に入れるようにお話したいですね。

スズキ・新型アルト Sグレード

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おみりゅう

おみりゅう認定ライター

投稿者プロフィール

女性 関東地方在住

自分の趣味や関心事を大切にすることを心がけています。

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