2013年にそれまでの卵のような丸味を帯びた形から、シャープな形へと進化を遂げたFIT。
名前も今までのFitからFITと大文字での表記に変わったのですが、このFITには本当に紆余曲折があったのです。
発売前からFIT3と謳い話題を呼んでいたFITですが、初代Fit発売より10年以上もの年月を経て、名実ともにホンダの主力車種の一翼を担う車種になっていました。
しかし、フルモデルチェンジ後の度重なるリコールの影響で販売台数は減少していきましたが、メーカーやディーラーの施策の甲斐もあり徐々に販売台数を伸ばしてきました。
そんなFITが2017年夏待望のマイナーモデルチェンジを果たしましたので、今回のマイナーモデルチェンジをしたFITについて、私なりに評価をしてみました。
ますますワイドになったフロントマスク
やはり今回フルモデルチェンジ後に一番印象に残ったのは、ワイドにそして迫力をましたフロントマスクでした。
もともとFitというと少々丸味があったため、フロントマスクにはあまり迫力は無かった印象だったためかもしれません。
しかし今回のFITはよりフロントマスクをワイドにする事で、スポーティなイメージよりも、迫力が出たと言った感じを受けます。
FITを購入している年齢層は幅広く、老若男女問わずと言った感じです。
これは、先代Fitがそうであったように、棘の無い丸味のあるデザインが受け入れられていた点は否定できないと思うのです。
その為、今回迫力を増したFITには飛びつかないと言う方も多く入らっしゃるのが現状ではないでしょうか。
実際に、FIT発売当初ホンダの販売店は初代Fit発売直後のような客入りを期待していたと言いますが、蓋を開けてみるとそんなに爆発的なものではありませんでした。
これは、やはりスポーティになりすぎたFITが中高年層や女性客に受け入れられなかったからではないでしょうか。
ようやくFITに装備されたセーフティー
FITの燃費に関しては皆さんアクアと匹敵するほど良いという事はご存知かと思いますので、今回は特には燃費については触れません。
しかし今回FITの大きな変化点と言えば、フロントマスクはさることながら、安全装備のHonda SENSING(ホンダセンシング)です。
今までのFITには、安心パッケージとして、衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能を行うシティーブレーキアシスト(CTBS)が装備可能でした。
しかし今回のマイナーモデルチェンジ後からは、8個の安全装備を装着する事ができるのです。
その8個とは「衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKAS(車線維持支援システム)、先行者発進お知らせ機能、標識認識機能」です。
これらはミリ波レーダーと単眼カメラを用いて周りの状況を把握するものなのですが、この機能は今までアコードやオデッセイ、レジェンドと言った高額車両に装備をされていた技術です。
しかし、2016年に登場したフリードを皮切りにヴェゼルにも設定され、少しづつホンダの主力車種に装備され始め、ようやくFITに装着されたのです。
他メーカーと比べると、車線維持や路外逸脱機能などが低速では使用できない等の難点はありますが、あくまでも補助装置としての位置づけでホンダでは周知されているようです。
そんな、装備が充実したFITですので、確かにフロントマスクのワイド化によるユーザー層の縮小は否めないにしても、買って後悔をするような車では間違いなくないと言えるでしょう。
満足度評価 【フィット/ハイブリッド】 |
総合評価 | ★★★★☆ | |
---|---|---|---|
外観 | ★★☆☆☆ | 乗り心地 | ★★★☆☆ |
内装 | ★★★☆☆ | 安全装備 | ★★★★☆ |
エンジン | ★★★★☆ | 燃費 | ★★★★★ |
走り | ★★★★★ | 価格 | ★★★☆☆ |
今回試乗した【FITハイブリッド】のスペック | |||
---|---|---|---|
車名 | FIT (フィット) | メーカー名 | ホンダ |
グレード名 | ハイブリッドS Honda SENSING | 発売日 | 2017年6月30日 マイナーチェンジ |
車両重量 | 1170kg | 全長×全幅×全高 | 4045×1695×1525mm |
乗車定員 | 5人乗り | ホイールベース | 2530mm |
排気量 | 1496cc | 最小回転半径 | 5.2m |
駆動方式 | FF | 最高出力 (kW[PS]) |
81[110]/6000 |
ミッション | DCT | 最大トルク (N・m[kgf・m]) |
134[13.7]/5000 |
燃料 | レギュラー | エンジン | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター |
JC08モード燃費 | 31.8km/L | 型式 | DAA-GP5 |
現行モデル発売 | 2013年9月~ [3代目] |
タイヤサイズ | 185/55R16 83V |
あなたの愛車にとんでもない価値があるかも!
古い年式でも、走行距離が10万キロ以上のクルマであっても意外な値段で売れることがよくあります。今乗っているクルマにこの値段が付くのであれば、新型に乗り換えたいな…ってなるかもしれません。
是非一度、ネットで無料一括査定をしてみることをおすすめします。
→ 大手を含む100社以上の車買取業者から、最大10社に無料一括査定依頼
あなたのフィットを1万円でも高く売りたい方へ
ディーラーに下取りを出すと損します。あなたが今お乗りのフィットを少しでも高く売るには、中古車一括査定サイトを利用するのがベスト。車両にもよりますが、平均するとディーラーの下取り額よりも数十万円高く売却することが可能です。
ディーラーよりもかなり高く売れる理由はカンタン。複数の中古車買取専門業者が競争するからです。こういった業者は10年以上乗った車でもバラしてパーツにして輸出したりして売るので、かなり古い車でも買取してもらえます。ディーラーだと逆に廃車費用を取られてしまいますが・・・。
新車の試乗や商談に行く前にまずは今乗っているお車の価値を把握しておくのも大切です。相場がわからないと相手(ディーラーの営業マン)のペースで商談が進んでしまいます。
そういった意味でも、次のお車を検討している方は、まず、今乗っている車を査定してもらいましょう。もちろん、以下に記した中古車一括査定サイトから申し込めば、査定は無料です。
査定の申込みは数分で完了します。今すぐお試しください。以下がおすすめの中古車一括査定サイトです。
ここでは6つ紹介しましたが、それぞれの一括査定サイトに参加している買取専門業者は異なるので、出来るだけ複数のサイトで査定申込みをしてみましょう。
状態の良い中古車をお探しの方へ
ネットで簡単に探せますよ。以下からどうぞ。
フィットの自動車保険を見直し検討している方へ
以下の一括見積サイトがおすすめです。比較検討して一番安く条件の良い自動車保険を探しましょう!
事故車を売却するなら・・・
廃車を売却するなら・・・
ドライバー必携のクレジットカード・ETCカード
- イオンカード(WAON一体型) がおススメです。入会金・年会費無料!ETCカードも発行・年会費無料、クレジットカードと同時に申し込めます。
- ENEOSカード はドライバーズNo.1カードです。ガソリン1リットルあたり最大7円引き。最大3%還元。年1回の利用で年会費無料。初年度年会費は無料。24時間365日全国ロードサービス!
新車を購入検討している方へ
オートックワンの新車見積もりサイトは、希望しない訪問は一切ないので安心して利用できます。手続きは1分で完了、複数の車種の見積り依頼で徹底的に比較できます。
フィットを自分でガラスコーティングしたい方へ
ピカピカレイン プレミアム という滑水性のガラスコーティング剤がおススメです。女性の方でも簡単に施工できますよ。
ネットでフィットの車検予約したい方へ
車検一括見積がおすすめです。一番安く済む車検店舗を探しましょう!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。