国内はもちろん、世界においても独創的で魅力的なデリカD5。
最大の特徴としては、ミニバンでありながら、かなりのラフロード走りぬける走破性と、そのポテンシャルを最大にに引きだせるディーゼルエンジンを搭載していることがあげられる。
ディーゼル車のメリットは太いトルクと低燃費であることは周知の事実である。
もともと省エネルギーであることに加え、レギュラーガソリンに対して25%程安い軽油を使用できることで、同程度のガソリンエンジン車に比べ走行コストを大幅に下げることが出来るのだ。
今回は、デリカD5のガソリン仕様とディーゼル仕様の車体価格や維持費の差を走行コストでどの程度吸収できるかを検証してみる。
車両の価格差について
まず、単純な車両の価格差である。
ここでは両側電動スライドドア等、標準的な装備を備えたグレードであるG-POWERパッケージで比較を行いたいと思う。
エンジン:グレード | 価格 | 装備の違い |
---|---|---|
ディーゼル:G-POWER | 約353万円 | シートヒーター ウェザーストリップ フロントスタートアップヒーター |
ガソリン:G-POWER | 約318万円 |
単純に車体だけの価格差を考えた場合その差額は約35万円となる。ディーゼル仕様車に追加されている装備は上記表のとおり
- シートヒーター
- ウェザートリップ
- フロントスタートアップヒーター
の3点である。
価格にしておおよそ10万円相当と考えられる為、この段階で両車の価格差は約25万円に縮まると考えられる。
ガソリン代以外の費用について
次にガソリン代以外の費用について考える。
エンジン:グレード | 自動車取得税 | 重量税(3年分) |
---|---|---|
ディーゼル:G-POWER | 0円 | 0円 |
ガソリン:G-POWER | 79400円 | 49200円 |
現在実施されているエコカー減税制度に伴い、ディーゼル仕様車においては購入時の自動車取得税と重量税が免除される。
ガソリン車の場合、その恩恵にはあずかれず、合計13万円ほど諸費用に加算されることになる。
上記の表のとおり、ガソリン仕様車には約11万円の税金が発生することとなり、さきほどの価格差は約12万円程度まで縮まることになる。
さらには登録翌年分の自動車税に関しても75%減税されるため、約3万円の減税は発生する。
したがって価格差は更に約9万円へと縮まることがわかる。
メンテナンス費用について
次にメンテナンス費用を考える。
エンジン:グレード | オイル交換費用 | 1kmあたりのコスト |
---|---|---|
ディーゼル:G-POWER | 8000円 | 1.6円 |
ガソリン:G-POWER | 5000円 | 1.0円 |
走行5000kmごとにオイル交換を行い2回に1回はフィルターを交換するものとする。
このあたりは様々な方法で節約することができるが、普通にディーラーでメンテナンスを行った場合、ディーゼル車においては、
- オイル自体が高価
- 使用量が多い
という点から1回についきおよそ3000円程度の負担増が考えられる。
走行コストについて
次に走行コストを考える。
エンジン:グレード | カタログ燃費 | 燃料コスト | 1kmあたりのコスト |
---|---|---|---|
ディーゼル:G-POWER | 13.0km/l | 95円 | 7.3+1.6=8.9円 |
ガソリン:G-POWER | 10.6km/l | 125円 | 11.8+1.0=12.8円 |
今回はカタログ燃費のまま計算を行っている為、実際の燃費はこの数値に7がけを行うのが適当であるかと考える。
カタログ燃費で計算した結果、上記のようにディーゼルモデルとガソリンモデルは、1km走行する度に約4円の差が発生する計算とになる。
つまり約9万円の差を埋めるには約2~3万km走行することで、その差が逆転してしまう事になる。
以上のことから経済的な面だけを考えるとガソリンモデルを選択するメリットはほとんど無いように思えてしまう。
しかし在庫などの関係でディーゼルモデルよりも値引きが大きいこともあり、一概にこの計算式が当てはまるわけではない。
例えば40万円以上の差が発生すれば10万キロ前後まで価格が逆転することもないのでガソリン車を購入するメリットも考えられる。
それに、ガソリン車にはCVTというメリットもある。
両モデルに試乗した際に感じたのは街中等低速域ではCVTのほうが相性が良くスムーズに運転出来ることだった。
それに、ディーゼル独特の匂い、振動が苦手なユーザーも居るだろう。
ただ、下取り価格が天と地ほど異なることは頭の片隅においておくたほうが良い。
デリカの4WDは大変人気が高いのでガソリンモデルでもそれなりの値段がつく。
それにもましてディーゼルモデルは値落ち知らずだ。
結局、経済的な面で考えれば乗り潰すにしても乗り換えるにしてもディーゼルモデル以外の選択肢はない、というのが結論となる。
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