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三菱・デリカD5ディーゼル車試乗 走行性能(2/4)

デリカD5は3つのパワートレインと2種類のトランスミッション、2種類の駆動方式を持っている。
エンジンは2.2Lのディーゼル、2.4Lガソリン、2.0Lガソリンの3つ。
ディーゼルには6ATが、ガソリンにはCVTが組合される。
ディーゼルと2.4Lガソリンには4WDが、2.0Lガソリンには2WDが用意されている。
それぞれへの組み合わせは存在しないので、様々な機構を持っている割には結局3種類となる。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 右サイド

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 右サイド

ディーゼルモデルに試乗!

今回はディーゼルモデルに試乗することとなった。

エンジンを始動するとすぐにディーゼルとわかるサウンドと振動が発生する。
マツダを始め、欧州車ではディーゼルはメジャーなのだが、個人的にはスタイリッシュな外観にはガラガラ音は似合わないと考えている。
ではデリカはどうなのかと言うと、こちらはキャラクターにマッチしていて、発売当初は搭載を考えていなかった事が嘘ではないかと思うほどだ。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 運転席

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 運転席

ガコっと少し重たいシフトをDレンジへ入れる。
出足は非常にゆったりしている。悪く言えば遅い。

ただし、三菱としては、アウトランダーPHEVも用意しているので、出足を含めたオンロード性能を重視するユーザーにはそちらをどうぞ、というスタンスなのかもしれない。
「多くの家族や仲間を安全に目的地まで届ける。」といったコンセプトをもったこの車にはマッチしているチューニングであると感じた。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR センターパネル

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR センターパネル

ただ、中間加速はなかなかのものである。
試乗車のため限界加速を試すようなことはしないものの、流れを十分リード出来る加速力はある。

その一方で、ブレーキの効き始めが遅く、踏みましする機会が多かったようにも思う。
ベースのガソリン車からは約200キロ増量している。もし、ブレーキが同じものであったとしたら少し不安にも思う。

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アイポイントについて

アイポイントは非常に高い。アルファードなどの大型ミニバンですら天井が見えている。
大きな車、アイポイントの高い車に乗ると、人は偉くなったと錯覚するそうで、そういった気分に少なからずなった事は事実だ。

ただし、前述の通り、瞬発力は控えめなので、俗にゆう「オラオラ系」の運転をする気にはならない。
大きな心でゆったり大船に乗った感覚で運転できる。
不思議と飛ばそうという気にもならなかった。
ひょっとすると「腰高」=「不安定」と心理的に感じているからかもしれない。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR

直進安定性能について

直進安定性能は、その全高とオールシーズンタイヤを履くことを考慮すれば優秀だ。
ドイツ車のようなものは当然期待できないが、120Km/hまでならば安心して走行可能だ。
日本においては十分な性能であると考える。

レーンチェンジなどではやはり多少グラつく。ただし、すぐさま不安を覚えるようなロールでは無く、あえてゆったりとした足回りにチューニングしているのかとも思える。
2WDから4WDには走行中も変更可能で、切り替えた時には変化を感じる。
リアが逃げる感じが減少する。
大雨などでは擬似的な4WD LOCKモードが使えるが、今回は使用するに至らなかった。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 左サイド

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 左サイド

ワインディングでの安定性について

ワインディングは得意ではない。厳密には、デリカとしては全く問題はないものの、ドライバー含め、同乗者の安心感から攻める気にならないという方が正しい。
繰り返しになるが、ロールは他のミニバンと同程度発生する。
アイポイントが高いため、より傾いている感覚を覚えるものと思われる。

ただ、決して運動性能が低いわけではない。むしろ総合的な運動能力ではミニバン界No1の性能を誇る。
それは、ほぼノーマル状態でパリダカサポートを走りきった結果にも現れている。
羊の革をかぶった、狼とまでは行かないが、秘めたるポテンシャルはひしひしと感じる。
その証拠に、ラリードライバーの増岡選手が駆るデリカが動画で見ることが出来る。
重心の移動を適切に行なってやることにより、純正でも見事な走りを見せている。

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 前席

三菱・デリカD5 ACTIVE GEAR 前席

デリカD5走行性能まとめ

2500CC前後のMクラスミニバンにおいて、リアサスペンションを独立させているモデルは多くはない。
全くカタログ映えしないところにコストがかかっており、良質な乗り心地を提供してくれたいた。

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べす認定ライター

投稿者プロフィール

30代 男性 大阪府在住

車大好きです。30歳にして13台の車をのってきました。

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