2015年12月9日にフルモデルチェンジをする新型プリウス。
そろそろ簡易カタログが出始める頃で、予約注文も11月から受け付けられるようですので、まじめに新型プリウスを考えている方はそろそろ本格的にチェックをしていく時期ですね。

こちらでも各メディアにて現段階でわかっていることをご紹介していきたいと思いますが、外観エクステリアに続き、今回はトヨタ公式のプレスリリースで公開されている内装インテリアのインプレッションをお届けします。

インパネ周りはシンプルに、シフトレバーが意外な配置

これまで運転席と助手席の間を大きく隔てるように、エアコン操作部からセンターコンソールボックスにかけてつながっていて、まるで飛行機のコックピットのように運転席は閉鎖的に囲まれていましたが、新型プリウスのインパネ周りはかなりシンプルになりました。
これで居住性にも少し開放感が出たのではないでしょうか。

まず個人的に注目したいのがシフトレバーの位置です。
シフトレバー位置がインパネの下部からちょんと出ているような感じで、プリウスαと同じような配置に。
少しシンプル過ぎるような気がしなくもないですが、実際の操作性はどうでしょうか？
恐らく操作性の良さを考えてこの位置になっているのでしょう。

インパネガーニッシュのラインが富士山のように見えるのは私だけでしょうか･･･。

ドライブモードとはどんなモードか？

そしてドライブモードのスイッチですが、現行モデルでは「パワーモード」「エコドライブモード」「EVドライブモード」と3つのセレクトボタンがありましたが、新型プリウスでは写真で見る限り、「ドライブモード」「EVドライブモード」の2つのボタンが配置されています。
「EVドライブモード」は現行と同様、エンジンを停止してモーターのみの走行になるのだと思いますが、「ドライブモード」というのはどうなるモードなのでしょう？
「エコ」なのか？それとも「パワー」なのか？
現時点では不明です。

TFTツインメーターで視認性アップ

メーター位置は現行モデルと同じくインパネ上部センターに位置し、4.2インチカラーのTFTツインメーターになっています。
左側に速度や外気温などの基本情報が表示されるメインディスプレイ、右側にはステアリングスイッチで表示を切り替えるマルチディスプレイを配置。
新型30系のアルファードやヴェルファイヤで採用されている4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイは、美しい発色で確かに見やすく、多くの情報を直感的に見ることができるので、新型プリウスでもかなり見やすくなっているのではないでしょうか。

ステアリングスイッチについて

ステアリングのスイッチ類は左側のオーディオ操作類がこれまでとほぼ同様、右側はボタンを見ただけでは判断できないenterボタンが見られるので、メーター内のマルティディスプレイ表示の各種操作ができるのでしょう。
そして、今回新型プリウスに装備される新しい安全装備のトヨタセーフティーセンスPの機能の一つでもある「レーンディパーチャーアラート」のONOFFスイッチが配置されています。

シートにもこだわりの工夫が

シートは現行モデルのものと比べてフィット感があり、座り心地が向上しているとのこと。
クッションパッドの厚みや素材の変更、座骨への圧力を分散させるといった改良により、包み込むようなフィット感のあるシートになっているのだそう。

写真の本革シートは最上位グレードへの設定のようで、ブルーステッチが入っていて落ち着いた高級感がありますね。
温熱シートなる装備がつくようです。

その他の細かな装備について

そして、センター前部にはスマホを置くだけで充電できる置くだけ充電が設置される模様。
恐らくオプション設定ではないかと思われます。
写真のホワイト加飾パネルは上位グレードにのみ設定されているようです。

あと細かい点ですが、エアコンの吹き出し口のフィンが現行モデルは縦だったのが横フィン？も追加になって格子状のような感じに。
これは何かエアコンの効き具合に影響するのでしょうか？
と、少しどうでもいいこともインプレッションしてみましたが、こうして画像を見ていると実車を見るのがますます楽しみになってきました。

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